頑張れ、友よ
いや、頑張るのはお前だ。
と、神様に言われても甘んじて受けよう。
仕事がない
ちょっと驚くほど仕事がない。
時々エントリー(申込み、立候補)しませんか?という電話があり、とりあえず飛びつく。
しかし社内選考(派遣会社の中での選考)で落ちる。社内選考で受かっても、派遣会社同士の争いで負けて面談(派遣先へ面接にいく)中止になる。
とにかく面談まで辿り着けない。
つまり、土俵にすら上がれない日々だ。
婚活でも就活でも負けていて、唯一引き分けているのは暇に任せての終活だけである。
ないない尽くしの人生、手元にあるのは犬だけだ。いや、一番大事な物が残っている、という意味では奇跡と感謝なのだが…
さすがに貯金もヤバい。
若い頃ならチラッとお水やってその場しのぎ、とかやっていたかもしれん。
だが、今の私は年齢的には銀座のママ位の貫禄とシワと白髪に満たされている。いやいや、銀座は無理だ…銀座のママは貫禄とスタイルと美貌を保っている。
北千住とか……蒲田くらいなら…いける?
いやーっ!そういうことじゃねーんだ!
私は!企業様でパソコンを前に働きたい!
そう、もう病院勤務という蟹工船がすぐそこまで私を迎えに来ている……
蟹工船は「いつでもおいでよ!安い給料で残業代なしで無限に働かせてあげるよ!」と、手招きしている。
そんな私に、一つだけ良いことがあった。
彼氏が出来たのである。
【続く】
婚活とは。
はい、皆さん。
あっという間の私の婚活。
終わったと思いました?
いいえ。
さて、婚活アプリで我が家の麦茶年間消費量の数ほど、様々な男性の写真とプロフィールを見てきた。
多分、例文があるんだろう。
皆ほぼ同じである。
流行ワードをいくつかあげると
カフェ巡り
カラオケ
食べ歩き
温泉
スポーツ観戦
フットサル
キャンプ
海外旅行
サウナ
お酒
野球
さて、この中でナンバーワンに多いのは何でしょう?
答えは「食べ歩き」でしたー!
何やねん。食べ歩きって。
そして二番は「カフェ」「スポーツ観戦」が同率かな。
さらに続くのは「旅行」「居酒屋」
て、これらを「一緒に行きたいです」という文章で終わらせる。
すんません。
全部無理。
食べ歩いて、カフェ巡って、野球見て、居酒屋行って、時々旅行にも行く。
どこにそんな金あんねん!
書いてある年収が本当なわけない。
三割~四割減で見積もることにしている。
大企業の部長クラスの年収をサラッと書いてくるが、だったら多分もう売れている。
中小企業の部長クラスだって、どんどん給料が下がっていく今日この頃である。
まあ、年収はいい。本人が後で見抜かれて怒られるだけさ。
とにかく、何もかも趣味を一緒に楽しみたいですね。で終わる文章の多いこと!
そうなん?男友達と出掛ける方が楽しくない?特に温泉とか旅行は。
もしそれが、世界のスタンダードなら私にはもう一ミリも勝ち目はない…
たまに一緒に映画とかショッピングはいいさ。交際期間ならば、書いてあること全部一個ずつ一緒にやればいいよ。
だが、趣味を一緒に楽しみたいですね、と書いている人はほぼ
「いつまでも(結婚しても)手を繋いで仲良く出掛けたいです」
と、書いてある。
あ、私、結婚向いてない。
犬とはずっと居られるが、アナタと毎週末出掛けるのは疲れる…
最後に、私が最も「想像力と勉強を」と思ったことを。
子ども欲しいです。
54歳、一人暮らし、年収700万円(自称)
44歳、実家暮らし、年収一千万円(自称)
どちらの希望も相手に求める年齢は35歳位まで。たまに44歳と書いてある私にもメッセージが来るが、それはもう論外として。
女性の出産年齢を考えての35歳まで、なのだろう。しかし35歳の女性はどちらもアウトじゃね?
そもそも男性も40過ぎると、遺伝子異常の出産率がドンと上がるのだ。相手に若さを求めるなら、己の遺伝子にも責任持て。
ついでに、子どもが社会人として自立するまで、面倒を見られるのかどうかも是非考慮してほしい。
まあ、いくつになっても男は若い女が好きだし、女もオッサンは嫌なのである。
それが一番顕著に出るのが、この出産問題なのね…
あと、子ども欲しくない。とデカデカと書いてあるのに「子ども希望」と書いて、いいね!を送りつけてくる奴が多すぎる。
大体50歳前後の男性用だが、まず私の自己紹介文を読め!せめて最初の三行でいいから!(三行の内にそれを明記している)
写真だけでポンポン「いいね!」押すな!
(加工せずとも男が好きそうな感じの写真を上手く撮って載せてるのである)
で、様々な項目をクリアした男性が「いいね!」を押してくれたので、メッセージ付きで「いいね!」を返すとノーリアクション!
おい!
そっちから言ってきて無視か!私のメッセージに返事はないのか。
つまり、お前も写真で押してきて、改めて「いいね!」が返ってきたから私のプロフィール読んで、やっぱり面倒臭そうって思ったんだな!(八つ当たり)
ちょっと悲しくなるほど、いいね!返しの後にメッセージをくれる人はいない。
と、色々文句を書いたが、私も立派な結婚出来ないオンナなので、きっとお互い様なのであろう…
とりあえず、犬を撫でながらNetflixでゾンビ映画を観ながらこれを書いていることを報告して今日は終わることにする。
借金のある男【完結編】
昨日始まった話が、いきなり完結編というタイトルである。
オチは見えている。
Twitterで、チラッと予告したので私を知る方は、是非笑い飛ばして欲しい。
今日の今頃、すでに私は待ち合わせのために家を出ていたはずである。
だが、今の私は起きて30分、その間に食パン2枚にコーヒーを飲んで、昼のワイドショー等眺めている。
さて、このようなことになった理由は、昨日の夜中0時頃に遡る……
明日はランチに行くから、着て行く服を考えて、臭くないように風呂に入っていた。
そして風呂を出て、スマホが光っているのを見る。何だ、夜中に。
「もう会わないんだよね」
「元気でね」
ん?
昨日電話したときに、明日は13時に○○駅でね、って最後お互い念押ししなかったっけ?
しかし、これはもしかしたら渡りに船かもしれない。
やっぱり借金400万円と、それを黙っていたことに若干引っかかっていた私。
でもとりあえず確認。
「え?どこでそんな話になった?」と、弁明の機会、もしくは本当に誤信かもしれないので、確認の返事。
「アプリ退会してたから。嫌われたかと思って。昨日電話で怒ってたみたいだし。」
確かに婚活アプリは退会した。
何故なら、彼とはすでに連絡先を交換して電話で直接やり取りしているので、必要以上にネットに個人情報流しっぱなしは怖かったからだ。
なので、簡単に言うと、アナタが見つかったから退会したのよ、とのことだが……
そしてこちらからすると、私と会ってるのにまだアプリ見とったんかい、と少しカチンと来たが、何かもう、そう思われたことにココロが折れた。
「そう思われてると思ってしまったんだったら、会わない方がいいね。元気でね」
と、返信。最後の元気でね、は若干嫌みも入っている。
風呂上がりなので、寝間着を来たり顔にオールインワンを塗ったりしていたので、ここでちょっと間が空く。
その間にも、ガンガンメールは来る。
ちょっとの間も待てないくらいパニクってるのは解るが、そういうのもちょっと苛立った。
「借金のことと副業のこと黙ってたのずっと気になってて。許して。」
「怒らないで。許して。」
あ、副業ってのは借金を作る原因になったものを、ネット販売にして少し収入を得ているらしい(会社公認)。
そこは別に気にする必要ないと思うのだが…収入になってるのだし。
「怒ってないけど、待ち合わせの時間まで決めて約束したのに、そういう試すようなこと言うとか、私の話し方で不安になるとかだと、この先も上手くいかないよ」
「こういう小さな事が積み重なって、離婚したんだから解るでしょ?」
上記の文を打っている内に、もう彼とはないな、と確信していた。
前の奥さんとの離婚理由に、小さなことが重なって、と自分で言ってのだから解るだろ!という気持ちで送信!
風邪薬を飲んでいたので、私は眠くて、早く終わらせたくなってきていたのだ。
ほんと、厄災のオンナだ。悪いやっちゃ。
「違う。」
「奇子さんは来ないって思ったら必ず言ってくれる人だから。俺も行くつもりだった!」
おい。
ってことは、私が来ないとも思ってたんかい。こっちは明日の服まで用意しとってんぞ。
「それでも一方的に、元気でね。とか送ってくるのがもう無理。心が折れた。」
実際、もうバキバキに折れてた。台風が去って道端に枯れてバキバキになった枝が散らかってるくらいに。
「婚活アプリで奇子さんの言葉(多分自己紹介のこと)確認しようとしたら退会してたから。」
この後は、ごめん、許しての連続。
そこで先に書いた、個人情報をネットに晒してるのが怖いからだと、理由を知らせた。
結構詳しく書かされるので、実際、かなり怖いのだ。で、その返事が
「退会するのを教えてくれないと俺だって誤解する」
おーい。
今ので君は完全に私の中からいなくなったぞ。ネット通販を副業にしてるのに、個人情報舐めんな。
「仕事でトラブルあってヘトヘトでストレスも限界だった。許して。」
さらに許して攻撃がくる。
しかし許すとかの問題ではなく、私と世界のボーダーラインが違うのだから無理よ。
ここで私は昨日から考えていた、借金あるから店選ぶのも気を使うし、もっと会いたいとか、一日おきに電話してくるのもちょっとしんどいなと思い始めていたことを説明する。
楽しいから長電話してしまうんだけど、そもそも電話好きじゃないって、最初のメールに書いてるのに、ガンガンかけてくるのにちょっと引っかかっていたのだ(引っかかっていたこと多いな)。
そして最後に、
「そこで、さっきの言葉で心折れた。」
と、締める。
「仕事の給料も部署全体、一律5千円下がるって言われて。」
私の今書いた理由に対しての返事としてどうなの?繋がりないやん?と、思ったのだが、まあ、それがストレスの一因で、と言いたかったのだろう。
すかさず、私は、それならばよけいに優しくて癒してくれる女性探せよ、ということを優しい文章で返す。
「会うペース嫌がっていたのは解っていたから、これから少し間を空けるつもりだった」
「奇子さんは心狭くない。俺に余裕がなかった」
この後はもう許して攻撃。
私の心は猫の額より狭く、アナタは常に400万円の借金がある人、と私の中で名前が書き替えられた…
ああ、私やっぱり借金ある人は問答無用で無理なんだな…と気付いたよ。どんなに人間が良くても、一緒に歩むパートナーとして巻き込まれるのは駄目だ。
法律事務所で働いていた時の、数々の債務者のことが頭をよぎった…
「本当に無理です。ごめんなさい。疲れてるときに酷いこと言って申し訳ないけど、ごめん。」
と、許して攻撃に無理です攻撃。
その攻防を繰り返して、ようやく向こうも引いてくれた。
その戦い45分間。
0時45分、私の婚活は終わりを告げた。
突然、どえらい展開を迎えて、連載は終了になりした(笑)
そんなわけで、私は今日の約束がなくなり、のんびりとテレビを観ています。
毎回、婚活アプリでの関係が終わると「やっぱり私、独りでええんやな…一瞬寂しくなってトライするけど、結局面倒になってしまう…」
と、反省するのだが、今回は借金発覚まで、結構本当に好きになれそうだな、と思っていただけに反省というより、モヤモヤする。
借金をしていることと、それに対する彼の対処がまず受け入れられなかったし、突き詰めると、どんな仕方ない理由でも、借金ある人は駄目だったのだと解った。
うむ。勉強になった。
というのが、今回の感想だ。反省点は、まずもう、悪戯に婚活アプリしないでおこう!ということである。
65歳の先も独りで生きていく計画はちゃんとある。
だからもう、諦めろ。
犬としか喋ることがない生活でも死にはしない。
将来、妹や甥姪に迷惑さえかけなければ大丈夫。手術が必要なときは、レンタルおじさんでも雇えばいい。
さ!
切り換えていこう!
昨日はNetflixで念願のジョーカー観たから(これはすごい面白かったのでその内ここに書きます)、今日は何かホラーでも観るか…
そして怖くて眠れなくなって、無理やり犬を呼んで寝よう!
借金のある男
実は無職になって余りにも人と関わらず暇だ…いや、人恋しくなって、アプリで婚活!っていうのを、コソコソやっておりました。
ちょうど1ヶ月前からかな。
五年に一回位、彼氏欲しいなあと、Yahoo!の婚活(恋活?)に登録していた私。
正直に申し上げますと、婚活アプリは三回目でございます。
初めてのときは、良いところまでいって、むしろ良い友達になって終わり(それはそれで楽しく遊んでいたので満喫した)。
二回目は、ちょっと思い込みの激しい押せ押せの方と、ちょっと付き合ったが、私がラインの返信が遅く、たまたまその期間は身内のことで振り回され、せっかく会える日がキャンセルになったりするのが重なり、極めつけに誕生日当日にメール来なかったとキレられたので別れました。
その直前に会ったときに誕生日プレゼントはあげていたので、私がすっかり油断していたんだけど…
【注意】奇子さんは記念日に大変執着がなく、過去何度もこれで乙女男子にフラれてきました。
でも自分の誕生日を忘れられても気にしませんよ。
で、話は今回に戻る。
今回は違うアプリに登録をすることにした。
過去の男達が、まだ常駐している可能性があるからだ(あるんですよ、そういうこと)。
一つは再婚、シングルママ、パパに優しいというアプリ。
ある程度の経験値を持っている方がいるのでは?というのと、無料なので登録。
もう一つは世界展開しているような、利用者が多いというアプリ。こちらは1ヶ月だけ有料会員に登録。
さて、今回はプロフィール欄に、ジャニオタだから忙しい&毎週会いたいとか無理です。あと子供欲しい人は絶対無理です!と、どちらのアプリにも一番最初に明記。
後に年齢38から48歳で都内近郊、外国人は無理!と追加。
と、いうのも、60歳以上の人とか英語しか書けない人からジャンジャン来たからだ。有料会員の方に。
あと、それ以外の人でもハートくれた人のプロフィール読んでいると、子ども欲しいです!とか、一緒に旅行や食べ歩きしたいです!とか書いている人がめっちゃ多い。
私のプロフィールには、相手の趣味には基本、付き合わない。こちらの趣味にも付き合わせない。酒は飲めないから、一緒に飲みたい人は辛いよ!と明記している。
おい、皆、プロフィールは全部読めよ!
写真と動物好きというだけで、ハート送ってくるけど、中身も読めよ!
あと何回も外国人と48歳以上は無理って書いてるけど、全然減らないし!読んでくれよ!最初の数行くらい!
(外国人は無理よってのは、ちゃんと英語で書いてます)
今までの失敗を生かし、今回はかなり厳しいことを書いたプロフィール。これを乗り越えてきた猛者ならば、と厳選して各アプリから一人ずつ選んでメール交換を始めた。
(このプロフィール乗り越えてきた60以上の自称ナイスミドルは無視した。もう、送ってくるメールからして生理的に受け付けないし、親の方が年齢近いのはさすがに恋愛対象にならない)
別に何人とメール交換してもいいのだが、そもそも面倒臭がりなので、二人が限界だろうと決めた二人だった。
その内の一人は、大変実直で、むしろ真面目過ぎて今でもお互い敬語だし、一度話してみませんか?(アプリに電話番号を知らせなくても良い電話機能がある)と提案したら、まだ恥ずかしいから無理です、と言われて、今でもメール交換のみだ。
そしてメールで書くネタが減ってきて、最近は一日一回、または二日に一回になってきていて、もうすぐ私の会員登録切れるけど、何も言ってこないから自然消滅かな…と思っている。
で、今回の本題にようやく移る。
この人はメール交換で結構話が盛り上がり(出身が大阪同士で職歴も重なる部分が結構あった)、向こうはバツイチだけど子供はなく、新宿で働いているという。
この人は比較的早く向こうから、電話で話してみませんか?と言われて、まあ話題に困ることはないか…とOKしたのだ。
結果、初回から三時間話して、それからも、一度電話がくると二時間以上、毎回話していた。
なので、すんなり新宿で食事しようと決まり、この間お会いしたのだ。
背の低い(私より低い)、見た目は何一つ好みではない人だったけど、話は盛り上がり、互いのタイムリミットまであっという間だった。
その時に、その人は毒親育ちで今はほぼ天涯孤独、離婚の原因は小さなことの重なりで、その人が労災受けるような怪我をしたときに互いに爆発して淡々と別れた、と聞く。
別に前の妻とのことは全く気にならない。特に慰謝料を払い続けるわけでもないとのことだし。
で、その日は別れて、それからもちょいちょい長電話をしていた。若干、かなり時間取られるから面倒だな、と思うこともあるが、今日は無理!と遠慮なく言えるので、何度か断った。
これが出来るのは、遠慮しない関係、とかではなく、ぶっちゃけ相手が自分の好みではなく、まだどっちに転んでも良いと思っているからだ。
私は楽だが、向こうには失礼な話だ……本当に失礼だな、私。
で、昨日。
長電話している最中に、付き合ってもないけど、流れで結婚の話が出た。天涯孤独だから養子に入れる、とかいう話からだったのだが…
実は結婚となると、私にはいくつか制限がある。
妹の旦那や従兄弟に警察官がいて、迷惑をかけられないからだ。
まず、右翼、左翼ではないこと。
特定の政治団体に所属していないこと。
前科がないこと。
特定の宗教に入っていないこと。
あとは私が嫌なのと、家族が嫌がるので、
借金がないこと。
の、以上だ。
で、そこで重い口は開かれた。
「実は前に商売をしていて借金がある」
おーい!それ、最初に言えや!何ならプロフィールにも書け!(結構書いている人はいる。後でもめるので)
結婚相手探す活動で、かなり大事なことやで!
私は上記のことを言い(本当に遠慮がない)、一体いくらあるのか、と訊ねた。
「400万円くらい借りて、あと300万円くらいある」
ほほー
まあ、一千万とか言われる覚悟だったのでちょっと安心。今の返済計画も聞き出す(法律事務所で取り立てやっていたので私は厳しいのだ)。
聞くと、一時期はそこそこのペースで返していたが、離婚や転職でお金がかり、今は銀行カードローンの利息を返している、金融基金の方は元本を少しだけ返しているらしい。
私は法律事務所で何千万の借金を月に千円ずつ返している人を何百人も見ている。
今の返済計画は、間違いなく、近い将来このグループになる人だ。
という話を、包み隠さずして、私は借金ある人とは結婚出来ない。と、まず断言。
そもそも借金あるならメール交換しなかった、とはさすがに言わなかったので、私も大人になったな…と思った(笑)
本当なら、付き合うのも考えるところだが、この半月楽しかったのと、何せまだそこまで人間性が解らない(予測は出来るが)ので、ここは一旦保留。
明日会うので、そこでもう少し詳しく借金の返済計画と現状を聞いて、この人と付き合えるかどうか、見極めたい。
ちなみに、借金していることには怒っていない。それぞれ事情もあろう。
ギャンブルで作ったというなら即、サヨナラですけど。
彼はすごい苦労人なので(天涯孤独というのも頷ける事情があるくらいに)、どこまで地頭が良いか、私の中の常識ボーダーラインに近いか、それを探るつもりだ。
付き合うだけなら、借金あってもいーじゃん?と思う方もいると思うが、会う度に食事する店を気にしたり、今大丈夫な状態なのかを気にしながら会うのは、私のココロがしんどい。
44歳の私は、もう私に優しく優しく無理をせず生きていきたい。無職だし。
そんなわけで、嫌なオンナを地で行く私はそんなことを思いながら今日も生きているのであった…
日々驚きの無職生活
今日ね、3ヶ月に一回通ってる行きつけの病院があって、まあ、行ってきたわけですよ。
その待合室に血圧計と体重計がある。
(通い始めて一年位たって気付いた)
とりあえず、手元に3月と6月の血圧と体重が書いてある紙が財布に入っている。
今日、測る前に久々に見た。
血圧は低いけど、だんだん上がってるな。
体重は赤子が育つ如く増えてるな。
(産婦人科に通っています)
さあ、測るぞ!
と、血圧計に手を突っ込む。
結果を記した紙が、ビーっと音を出して出てきた。
ん?
血圧高くない?上が100越えてる…下も70越えてる…
前回は上は90ちょい、下は60ちょい。
そういや、厚労省が血圧の標準を引き上げたんだっけ?
と、慌ててスマホで調べる。
何とか、正常範囲内……何とか。
ちょっとポテトチップ一袋とか止めよう……
で、次は体重。こちらはもう、明らかに手持ちの服が入らなくなってきたので解っている。
問題はどれだけ増えたか、だ。
そっと足を乗せる。
数字が止まる。
き、きた…
いよいよ、きたよ…そりゃもう、お母さん!って言いたくなる体型だよね!
前回より5キロ増えている。
前々回からは7キロ増えている。
や、前々回はまだ看護助手やっていたからそこそこ痩せていたってのもあるけど、痩せ型、とか言われるほどではなく。
とりあえず半年で7キロ太ったって!ヤバいよね!?
もちろん、人生最高体重。
測ってないけど身長は多分縮んでいるだろう。姿勢悪くなったし。
悩んでいたスーツを買いました。
面接用に、サイズデカいの。痛い出費。今まで手を出したことがないサイズ。
そりゃ、毎日昼に起きて、バターたっぷり塗った食パン食べて二度寝して、その後はただNetflix観ながらアイスクリーム食べて、さらに晩御飯もしっかり食べて。
ほぼ近所のコンビニかスーパーで全てを完結。今日みたいに電車に乗って病院行くくらいが、私にとっての遠出…
太らない方がどうかしている!
太らなかったらそれは病気だ!
めっちゃ仕事探しているが、相変わらずお声がかかるのは病院や介護施設ばかり…
早く無職卒業したいけど、蟹工船に乗りたくない。
神様、私に時給の高い事務職をください!出来れば近場で!電話ないやつ!
(この希望で見つかるとは思っていないのでご安心下さい)
進撃の巨人ボディ
服を買った。
ちょっと改まった場所で着るものが一切見当たらない…いや、体に合わなくなったからだ。
そりゃそうだ。
看護助手時代は一日二万歩(うち半分は走って半分は階段)を記録していたのに、今はトイレとコンビニしか行かない廃人生活だ。
しかし飯は美味い。
ちょっとデカいな~と思っていた服がちょうど、または「やや」キツくなり、これはマズいわ…と気付いてはいた。
しかし怠惰な性格のため、運動はしない&ご飯は減らさない&夜中にアイス。
むしろまだ手持ちで着られるものがあることが奇跡である。
まあ、Tシャツとジーンズという生活なので、それぞれ入るものを着ているだけだが。
この間、うっかりコンタクトをして風呂に入った。
うちの風呂にはデカい鏡があり、ほぼ全身が映る。そして、
「巨人がおる……」
そこには腹が出てボテボテと手を左右に振りながら走る巨人がいた。
進撃の巨人に出てくる巨人の中でも、女型の巨人とか、アスリート巨人ではない。確実に奇行種もしくはモブのやつ。
いつも笑顔で楽しそうにボテボテ走ってるやつ。
目眩がした。
せめて女型の巨人になりてぇ…と。
で
冒頭の話に戻る。
OLブランドの店に入って綺麗めパンツとそれに合わせる上着を選んでいた。
平日の昼間、店員さんはカバティのようについて回ってくる。
逃げられない。それにどうせサイズ出して貰わなきゃならんしな、と諦めて会話開始。
最終的には試着室に驚く量の服が積まれた。
さすがプロ。
すかさず私のニーズに応え、あらゆるタイプを並べてくれた。
とりあえず、第一候補のズボンに足を入れる。
む。
膝まで入る前に理解した。
これは無理。尻まで行くか?
よし、何とか入ったけどチャック閉まらんな。わかっとったで。
店員さんにもう一つ大きい(このブランドの最大サイズ)を持ってきてもらう。
膝まで入る前に理解した。
尻までいける。
ん?ん?チャックが…何とか、し、ま、…
未会計の商品。
万が一は許されない。
チャック閉めんでも、まあ、雰囲気が解ればええやろ…
ギリギリまでチャックを上げ、テラテラの生地にガラガラの模様が入ったチュニックを着る。一応袖らしきものはあるが、ほぼノースリーブ。
鏡には巨人、もとい、オカンが映っていた。
人は中年になり太ると大阪のオカンという、巨人になる。
周りに散らばる服、急いで値札を確認して安いものを選ぶ。これだけ出してもらって買わずには帰れない…
モブの巨人は、とりあえずすぐに使えるような上下を満面の笑みで購入した。
さて、ようやく家に着いた巨人は、まず冷房に堪えられる上着を捜さなければならない。
二の腕を隠すのも大切だが、巨人は寒さに大変弱いのであった。
A.B.C-Zをやっぱり愛している
前々回、A.B.C-Zとの出会いを書いた。
それからあれよあれよと、A.B.C-Z絡みの発表があって誠にめでたい。
そしてコンサートに行けない腹いせに、延々と今までのコンサート映像を観ていて気付いた。
DVDとBlu-rayの画質ってこんな違ってた?!
そして私の大事なA.B.C-Zboxをひっくり返す。中にはA.B.C-Z絡みのものが全部入っていて、今、2つある。
自分が行ったライブ以外はDVDだった。
というか、多分、好きになってすぐに急いで買い揃えてあんまり深く考えていなかったのだろう。
私は即、ネットでDVDで発売されていてBlu-rayがあるものを調べた。
5枚あった。
全部Blu-rayに買い替えることにした。
馬鹿なのか?
と、自分でも思っている。無職で更年期障害で犬の病院代も嵩んできた昨今。
でもさ、5枚買い替えても通年のツアーより安い。交通費からグッズ代、チケット代考えたら。
ええやん。もう近頃、一日の食生活も
昼頃起きて、食パンにバター塗って一枚。
夜は味噌汁(まとめて買った野菜を冷凍したものを入れるだけ)と、白米。
健康なんだか不健康なんだか解らない生活である。朝、薬飲むためにちゃんと起きているのだが、起きていても腹が減るだけなのでもう一度寝るのだ。
人としての何かが崩れかけているのは自覚している。
そんな私が今、人の形を保っていられるのはA.B.C-Zのおかげなのだ!
こうしてBlu-rayに買い替えるために、boxの整理をして、調べて、入力して…と。これだけの人間の営みをしている。
そして彼らの新しい仕事が発表されると、目を覚ましたように喜ぶのだ。
そんなわけで、今日は河合くんの冠番組が決まりました!
やふーっ!