ある中年看護助手と保護犬の婚活生活

我が家に来たときから直腸末期癌の高齢保護犬と、ずーっと派遣で事務職と医療事務、看護助手をやっていたが正職員の看護助手になって、今度は無謀にも45歳で婚活を始めた話。

【閑話休題2】借金さん再び

昨日の夜、私は幸せな気持ちでテレ東音楽祭のA.B.C-Zを観て、ゴマキが初期AKB48の歌を歌うのを観ていた。

途中で、彼氏(この言い方、44歳は非常に照れるので何か嫌だ)からLINEが来たので、それを返しながら秋の夜長を過ごしていたのだ…

ところで、アホほど家に本があるというと、絶対に「オススメ貸して」っていわれる。A.B.C-Zの円盤ならいくらでも貸せますけど?!と言いたいのは我慢しております。


まあ、どういう系統の本が好きかとか、我が家には人が死ぬ本しかないとか会話していた。
ヒアリングの後、ちょっと手元の本を見繕ってみるか、と本棚と本倉庫(入りきらない本を積んである一角)をゴソゴソしていた。

そして戻って、結果を報告しようとスマホを観ると

「メッセージ送ってごめんなさい。
 どうしても駄目ですか?」

借金さんからのメールが来ていた。借金さんはLINE否定派なのでメールだったので、たまたま既読にしなくても読めた。
と、同時に震える。

ヤバい、
まだ全然諦めてない

落ち着け。落ち着け。
借金さんには住んでる駅をずらして教えてあるし、幸い私は無職なので仕事場待ち伏せもない。
大丈夫、大丈夫、だ…

(この間、唯一今までの私の恋愛遍歴を知る友人にLINEをし、Twitterでもボソッと呟いた)

私はまずメールをブロックし、電話も着信拒否にした。返事はしないで。

甘い。詰めが甘かった。サヨナラの時点で全部拒否設定にすべきだった。

さて、実は今の彼氏と出会ってすぐ、去年一瞬付き合っていた人からもLINEが突然来たことがあった。その時は、相手が私の家を知っているので、本当に恐くて(まだ付き合う前だったのに)彼氏に動揺のLINEをしてしまった私だ。
それも即LINEブロックで回避したのたが、しばらく怖かった。
これも、別れてすぐにブロックすべきだったのだ。

以上のことから、今日は全てのアドレス帳を見直して整理することにした。
半分以上は今までの仕事場の人との連絡用なので、多分ほぼアドレス帳に人はいなくなるだろう…


本当は、借金さんに「彼氏ができたので無理です」と返してからブロックしようとしたのだが、借金さんは会話を開始すると畳みかけてくる気がして、無言ブロックをしてしまった。
大変、大変申し訳ない非道いことだと自覚はしている。

しかし、400万円の借金をこの数週間で全返済したとかの報告ならともかく、多分現状何も変わっていない状態で何故ワンチャン下さいみたいな連絡先が来たのか…
訊きたいけど、恐くて訊けなくての無言ブロックだ。

いつか、私は今まで色んな男性に非道いことをした分、何かしら非道い目に遭うんだろうな…

そんなことを考えながら、YouTube徳川埋蔵金の話を聞きながら、眠りについたのだった。



次回こそは、彼氏との馴れ初め完結編を…