ある中年看護助手と保護犬の婚活生活

我が家に来たときから直腸末期癌の高齢保護犬と、ずーっと派遣で事務職と医療事務、看護助手をやっていたが正職員の看護助手になって、今度は無謀にも45歳で婚活を始めた話。

閑話休題

中年女のドキドキ!久々恋愛!
は、ちょっと置いておき、今日は別の近況を。

無職もいよいよ丸三ヶ月が過ぎようとしている。
日々、派遣会社とのやり取りで疲弊し、待つことに疲れ、朝から食パンにバターを死ぬほどぬって食べる生活に逃げていた。

しかも通勤しないので家から出ない。
膝が痛いのは太ったからか、痛いから太ったのかという、永遠の課題も抱えている。
とにかく運動皆無、犬も5分家の前をトロトロ歩くだけなので運動とは言えない。

さらに更年期障害で動けない日もある。見た目は解らないけど。


とにかく端から見れば、びっくりするような自堕落な生活をしていた。


さて、現在国民保険に加入している私に、健康診断のお知らせが来た。
いまの生活だから、さすがに何か引っかかってるだろ…40過ぎて何一つ引っかかる項目もなく、体重だけが成長している私だが、今回はさすがに…と受診しにいった。


体重、去年と同じ。
あれ?逆に言えば去年めっちゃ太ってたの?

心電図、血圧、レントゲン、何も引っかからず。近年、周りの同級生には心電図で再検査が数人いた。

「何か微量だけど、蛋白出てるんだよね」

突然の医者の言葉。
尿検査で、微量の蛋白が検出されたらしい。しかしそれに関連する血液の方は全く問題ないので、様子見で大丈夫とのこと。
まあ、何か混入した可能性が高いから…と。そうですねーとか、呑気に安心していた私に医者は言った。

「悪玉コレステロールが高いね。ちょっとだけだから再検査いらないけど」

こ、コレステロール…?
だ、だよねだよね…毎日バターを(略)
卵食べすぎ?

「な、何か気をつけることは…」
「特にないですね。数値がちょっとオーバーしてるだけで、他に引っかかっているものは全くないから。総コレステロールも尿酸も問題ないし」

そ、そうか…
とりあえず安心なんだな。

生まれて初めて検診で引っかかったので、物凄く動揺したが、結局何も変わらないと言われ、それでも腑に落ちないというか、やっぱり自堕落な生活のツケは確実に数値に出ていると、心から実感。


痩せよう。
あと、パンをご飯にしよう。

そう決意して帰りのコンビニでポテチとアーモンドチョコを買って帰る。

馬鹿につける薬はない。